画面の解像度が向上したKindle Paperwhite 2015
7月にKindle Paperwhiteの新型が発表されました。 従来モデルと比べて解像度が向上したとのことですので、どれほど良くなったのかを書いていこうと思います。
私は8月の末に購入していたのですが、あれこれしているうちに10月になってしまいましたね。
どれほど解像度が向上したのか
従来品のKindle Paperwhiteは758×1,024(212ppi)、Kindle Voyageが1,072×1,448(300ppi)です。
そして今回のKindle Paperwhite 2015はKindle Voyageと同じ1,072×1,448(300ppi)となっています!
Kindle Paperwhiteに関しては解像度以外のスペックは基本的に変わりません。
Kindle Paperwhite 2013年モデルのレビュー記事も書いていますので、よかったらどうぞ。
Kindle Paperwhiteを買ってみた
付属品
付属品に関してはいつも通りです。 ケーブルも付属していますが、スマホ、タブレット等のケーブルで代用できるのであんまり必要ないかなと思います。
本体は
私は広告モデルを購入しました。
広告はバックライト消灯時に常時表示され、またKindleを使用する際に電源ボタンを押した後、画面をスワイプとワンステップ作業が増えてしまいますが、読書中に広告が出るということはありません。
これは人によって感じ方が違うと思うので、広告モデル、広告無しモデルどちらか好みで選択すればいいと思います。
先ほど画面以外のスペックは変わらないと書きましたが、デザインの若干の変化がありました。 表面と裏面にあるロゴの印刷が変わっていました。 どちらがよかったってのは特にありません。
Kindleの文字がシルバーから黒のテカテカに
Amazonのロゴは逆にテカテカからしっとりに
実際に画面を見てみる
本当なら2013年モデルと比較するのがベストなのですが、2013年モデルは譲ってしまって手元にないので比較をすることができません… すみません。文章だけでどうにか違いをお伝えできればと思っています。
文字はくっきり、ふりがなもしっかり読めます。
解像度が上がったことで、より紙に印刷されたように自然で活字も鮮明です。 ふりがなのような小さな文字でもぼやけることなくしっかり読むことができます。
漫画のようなコンテンツでも有利
解像度の向上は漫画のような絵が多い書籍にも大きなメリットがあると思います。 Kindleのサイズ的にも単行本を読んでいるのとほとんど変わらない感覚で読むことができます。
デメリットは?
良いことばかりではありません。 解像度は向上しましたが、他の処理系のスペックは変化がないので当然画面の解像度が上がると負荷が増えてしまいます。 それほど影響はありませんが、2013年モデルと比べてほんの少しだけページ遷移の際に遅いときがあるかなという感覚レベルの違いが見られました。
また解像度が向上したことにより、自炊でKindleの対応フォーマットに変換する際にもベストな解像度で出力するとサイズが大きくなってしまいます。 本体の4GBと非常に少ないことから、たくさん入れようとすると物足りなく感じます。
またバッテリーに関するスペックは非公開となっていますが、2013年モデルと変化がなければ、バッテリーの持ちは悪くなっていると思われます。 しかしこれに関しては普通に使っていたら気にならない程度で、通常の液晶が搭載されているタブレット端末とは比べ物にならないくらいバッテリーは持続します。
また2015年モデルだけのことではないですが、やはり画面サイズは6インチということで、大きい版の専門書や論文のPDFを読み込ませて使用するのはきついと思います。拡大もできますが、いちいち読み込み時間がかかるので現実的ではありません。
おわりに
2013年モデルをセールでゲットしたあと、また新しいモデルを購入するとは思いませんでした。
やっぱり解像度が高くなったというのは魅力的ですね。
ネットワーク環境があるときにKindleのローカルに読み込ませておけば、通信が切れてスマホであまり暇を潰せないときにも大活躍します(新幹線や飛行機の中とか)。
また本体自体も軽いので、手軽に持ち出すことができます。
プライム無料体験登録し(Amazon Studentじゃダメ)、Kindleを購入すると4000円分のAmazonギフト券をプレゼントのキャンペーンをしていたりするので、メリットデメリットを考えながら気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。