ミドルレンジのHTC製SIMフリー端末
先日AmazonタイムセールでHTC Desire 626が21,000円で販売されていたので、父親が購入しました。 実家に帰ってから退屈していたので、触ってみた感想を書いていきます。
またこの携帯はMVNOのSIMカードを使ってデータ通信用端末として使っていくつもりなので、通信周りのレビューもしていこと思います。
まずは外観
よくあるHTC端末の雰囲気を残しながら、コストダウンのために筐体はすべてプラスチックでできています。
液晶面と背面は紺色、端末の縁は水色です。
端末上部には通話用スピーカーとインカメラ。インカメラは500万画素だそうです。通知用ランプは小さめ。もうちょっと存在感があってもよかったかなと思います。
裏面はしっとりとしたマットな触り心地。使用時も手から滑り落ちる感じがなく、しっかりと持てます。プラスチック製で、メッキが剥げてしまうといった心配もいらないので、ケースは付けずにガシガシ使うのがいいのではないかと思います。
画面保護は一応ガラスフィルムで
iPhoneなどの人気機種と異なり、フィルムの選択肢があまりありません。値段も安く、レビューもそこそこ高いガラスフィルムを購入しました。日本製のガラスを使用しているらしい。
ガラスフィルムは特に苦戦することなく貼れました。ガラスフィルムのエッジは面取りされているので指の感覚も悪く無いです。ただし指紋はつきやすい印象を受けます。
通信関連
この端末はSIMフリーなので、好きなキャリアで使用することができます。SIMの種類はnanoSIMです。契約するSIMのサイズをもう一度確認してくださいね。 主に格安SIMで運用する用途で販売されていると思うので、APNのプロファイルもたくさん入っていました。 メジャーなMVNOキャリアの場合、自分で打ち込む必要がないので簡単でいいですね。
下の写真は前レビューした雑誌の付録である0SIMを使用しました。
ここで問題が。この端末はSMS付きのSIMカードでないとアンテナが立ちません。気になる人はSMSオプションをつけたほうがいいかもしれませんね。
この問題だけで追加の料金を支払いたくない場合はアプリで対策すると一応電波強度を確認することができます。
アンテナピクトβ
幸い、セルスタンバイ問題はSMSオプションをつけてないSIMでも起きてないようなので一安心です。 格安SIMで使う用途をターゲットにしているなら、この問題はしっかり対策をしといて欲しかったですね。
おわりに
HTCの携帯はもっと独自のカスタマイズが施されているイメージでしたが、純正ホームアプリも至って普通で、今までGalaxyを使っていた父親もスムーズに移行できそうです。
最後に書いた通信の問題もありますが、値段も手頃なのでMVNOで使う端末を探している方におすすめしたい一台です。またAmazonタイムセールで売り出す可能性もあるので、注目です。
また細かいことなんですが、この端末はSIMカードを端末の電源を落とすことなく差し替えることができるので、検証用端末としても有用だなと思いました。