Ry0 Note

ガジェットレビューと技術メモ

iPhoneサイズの便利なSIMケースを3Dプリンタで印刷してみた

結構きれいに出力できました。後輩に感謝!

Twitterで流れていたSIMケースを試しに印刷してみる

便利そうなものが買物隊さんから公開されていたので、実際に作ってみました。
3Dプリンタで出力するSIMカードやSDカード、Lightningコネクタ、SIMピンが収納できる便利そうなケースです。

ソースファイルは無料で手に入れられます

STLファイルはTweetのリンクから。
3Dプリンタが手元にない場合でどうしても物が欲しい場合は、出力した完成品が購入できるそうです。

さっそく出力

私はiPhone 5サイズのケースを出力してみました。iPhone 6サイズのもあるのでたくさん収納したい場合はこっちがおすすめです。
出力は研究室3Dプリンタマイスターの後輩にお願いしました。ありがとう。

MakerBotでSTLファイルを読み込ませてプリンタで印刷する準備をして…

ひたすら待ちます。出力精度を高めるためには結構時間がかかると思います。

完成した結果、こんな感じです。

素の状態ではさっぱりカードが入らなかったので、ひたすらデザインナイフで削りました。 このへんは使う3Dプリンタの出力精度や用いる素材によって影響してくるのでしょうか。

iPhoneケースに入れてみる

適当なiPhoneケースを購入して、装着してみました。500円くらいで買いました。
大切なSIMカードが落ちてしまわないように、手帳型のケースがおすすめです。

ケースを入れる際には特に削ることなく、いい感じに装着出来ました。

おわりに

3Dプリンタで初めてまともに使えそうなモノを印刷することができました。
nanoシムは小さくてなくしやすいので、便利なケースを作れてよかったです。
また自分の用途に合わせて、CADソフトでカードのくぼみの数を変えてみるのも面白そうですね。

もし3Dプリンタを利用できる環境があれば印刷してみてください!